食事の時の正しい姿勢

 小児の場合「足の裏をしっかりつけること」が重要視されています。これは単なるマナーではなく、咀嚼力(噛む力)や将来の歯並び、集中力に直結するためです。

1. 最重要ポイント:足の裏の接地

子供の足がブラブラしていると、踏ん張りがきかず噛む力が弱まってしまいます。

足裏全体をつける:床に足が届かない場合は、足置き台や厚めの雑誌、箱などを置いて、足の裏全体がしっかりつくように調整してください。

メリット:体幹が安定し、しっかり噛めるようになることで、顎の発育を促し、将来の歯並びが整いやすくなります。

2. 机と椅子の高さ調整

子供は成長が早いため、こまめな調整が必要です。

肘の高さ:椅子に座って背筋を伸ばし、肘を90度に曲げたときに、肘がテーブルと同じ高さになるのが理想です。

調整のコツ:椅子が低い場合は、お食事クッションなどを座面に敷いて高さを上げてください。

3. 離乳食期のポイント

自分でしっかり座れない時期は、補助が欠かせません。

姿勢のサポート:腰の周りに丸めたタオルを挟んで、体が左右にぐらつかないように固定します。

食べさせる位置:大人が横に座ると子供が顔をそちらに向けてしまい、姿勢が歪む原因になります。できるだけ正面から食べさせてあげましょう。

4. 姿勢が悪いことによるリスク

丸のみの癖:姿勢が不安定だとしっかり噛めず、食べ物を丸のみしやすくなります。

誤嚥(ごえん):顎が上がった姿勢は気道に入りやすく危険です。軽く顎を引いた状態を保てるよう、机の高さに注意してください。

椅子に座った際、お子様の足はしっかりついていますか? もし浮いているようなら、まずは足元に台を置いてみることから始めるのがおすすめです。

*イラスト:クインテッセンス出版 NICO : 2025年4月号より




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